石黒智子「小さな暮らし」
今回新しくカテゴリを新設。
と、言いますのも読んだ書籍の備忘録を残しておきたいと思ったからです。
では第一回、読書感想文へ。
著者の石黒智子さんは、暮らしの達人ともいうべきお方。
貝印や野田琺瑯など、商品企画にも携わっている家事アドバイザーです。
本書はミニマリストではなく、シンプルライフを目指す人にオススメの一冊で、「シンプルライフとは?」を体現した石黒さんの金言ともいえる文書が満載です。
なかでも私が反応したのはこちら。
- 既製品に手を加えて「自分だけの道具」に
- 家計簿は"通帳"
- 日用品・消耗品などは年額で考える
- 年に一回、棚卸と買い物リストを
- ノートに鉛筆でイラストをかく
- サイズと予算も記入
- 普段の片づけで捨てられないものは一つだけ残す
- 例:試供品、粗品のペンなど
ついつい忘れがちなところですが、こういったことの積み重ねで丁寧な暮らしが成り立っているのですね。
また、贈り物に対する考えも
良い買い物をしたいと思うのなら、贈り物に自分のものを買う時より時間を費やす。
"つまらないもの"を送ってくる相手に対して、"つまらないもの"で返さない。 誰のためにも良い買い物をする。
自分が理想の「すてきな人間」になるためにも、
こういった姿勢は見習っていきたいと思います。
他に、石黒さんの愛用品の数々が掲載されていますので、
ミニマリスト・シンプルライフに興味のない方でも、
丁寧な生き方にちょっとした憧れができる…かも?
ぜひ一度お手にとってご覧ください。